折り紙ゲージ(1)

当社では、サイズ・寸法や後工程での作業性を良くし、よって高品質に仕上げるためゲージ類を多くの場所で使っています

未熟練工を即戦力にし、生産性と品質維持ノ為と考え、多少のコストアップは良しとしています

今回は、常に作成するベルトの折り型の作成手順を説明します

 

摂ぎ目をつないで一枚にしたベルトのパターンと、パターンの大きさに合わせた接着芯(インベル原反)を用意します。
接着芯はのり面が下になるように二枚貼り合わせてあります。
パターンの輪郭線を描き、カラーマジックペンでサイズの目盛を引きます。
さらに縫い代の線を引きます。
芯の裏に貼る裏地を形に合わせてカットします。
縫い代の内側をカッターでくり抜き、その周りを生地の厚さに合わせて溝を作るようにカットします。
くり抜いた内側の芯の二枚目を剥がして一枚にし、先程用意した裏地を貼ります。
内側の芯に、伸び止めテープを貼り、余分な裏地を切り落とします。更にテープ部分とミシンで押さえます。
周りをきれいに整えて完成です。
この後、受注番号・裁断番号・製品番号・ブランド名を書き込んでゲージ類置き場に準備します。
2016年08月03日